上映作品

奪われた村 避難5年目の飯舘村民

監督:豊田直巳/製作:河合弘之/編集:片岡和志/監修:海渡雄一/作品提供:「奪われた村」制作委員会 (2016年/日本/64分)

イラクやパレスチナを撮った作品で知られる写真家・豊田直巳による『遺言 原発さえなければ』に続く映画第二作。タイトルの通り、原発事故が飯舘村から何を奪っていったのかを証言を中心に映し出していく。ご近所付き合い、家族の絆、村の祭礼、生業でもあった畑や牛との関係…。村人たちの声色、話しぶりから鑑賞者それぞれが想起するかつての飯舘村の情景。観客それぞれが違う景色を思い描ける、映画的な表現を貫徹した作品。

上映日=9/18(日)15:30
    9/23(金)15:30 ★監督来場!