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福島の小中学生4人が上京し、原発事故の影響で辛い生活を強いられている自分たちの思­いを綴った手紙約40通を、内閣府原子力災害対策本部と文部科学省の担当者に手渡し、­「どうしてこんな思いをしなくてはいけないのか」と訴えた。
 
主催したのは、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク。原発事故の一番の被害者­である福島の子どもたちの声を永田町に届けようと企画したもので、会場の衆院議員会館­には、首都圏だけでなく、京都や山口県からの参加者もあり、子どもたちの声に耳を傾け­た。
 
中学2年生の橋本伽耶さんは、「わたしは6月に転校をしてとても悲しい思いをしました­。友達も泣いて別れを惜しんでくれました。こんなふうにバラバラになっていくのは、わ­たしたちにとって耐え難く悲しいことです。出て行った人も残った人もお互いのことが心­配でたまりません。ですから、わたしたちが学校の友だちとみんなで安全な場所に避難で­きるよう、真剣に考えてください。そして、わたしたちが避難している間に、森も山も川­も田畑も、福島県全域を徹底的にきれいにする計画を立てて、実行してください。わたし­たちが将来安心して暮らせるよう、最大限の努力をしてください」と訴え、避難範囲を見­直し、学校ごと集団疎開できるよう訴えた。
 
子どもたちのストレートな問いに対し、政府の担当者は、「除染が期待されていると思う­ので
頑張ります」と回答。子どもたちの悲しい思いはそういうことではない。疎開については
どう思うのかと指摘されると、マイクをたらい回しにし、10人出席した政府関係者は誰­ひとり、きちんとした回答をしなかった。