自宅があった大熊町を離れ、白馬村で避難生活を送る木村紀夫さんは、震災で家族３人を亡くした。当時７歳の次女・汐凪（ゆうな）さんは、行方不明のまま。木村さんは大熊町に通い捜索を続けていた。白馬村では１８歳になった長女の舞雪（まゆ）さんとの二人暮らし。この春、舞雪さんが東京の専門学校へ進学したのを機に、木村さんは大熊町の近くで暮らすことにした。２０１９年民放連報道番組部門優秀賞受賞作。

★上映後、手塚孝典さん（ディレクター）による舞台挨拶を予定

※「まぼろしのひかり」との二本立て上映となります