【特別プログラム】福島から6年、チェルノブイリから31年
福島第一原子力発電所の事故から6年、チェルノブイリ原発事故から31年。誰も帰って来ない村のいまを描いた『ベラルーシ再訪2017』。未曽有の出来事を言葉にするために格闘する詩人・吉増剛造を追った『怪物君』を上映し、制作者によるトークを行います。
★トーク(参考上映終了後、30分程度)
伊藤 憲(『怪物君』監督)×本橋 成一(『ベラルーシ再訪2017』監督)
◆開催日=9/22(金)10:40~
『怪物君 詩人・吉増剛造と震災』
(2016年/60分/HD)
監督・ナレーション:伊藤 憲/撮影:夏海光造、水野 宏重/プロデューサー:寺島 高幸/作品提供:テレコムスタッフ
詩人・吉増剛造は2011年3月11日以降、詩作とどのように向き合ったら良いのか、前人未到の試みを続けていた。そこで見いだした“罫線”を引くという行為。浪江町の被災地で出会った揺れ続ける鉄片の“音”。そして未だ見たことのない原稿が出来上がっていく。
『ベラルーシ再訪2017』
(2017年/35分/HD)
監督:本橋 成一/プロデューサー:大槻 貴宏/撮影・編集:石川 翔平/作品提供:ポレポレタイムス社、ポレポレ東中野
チェルノブイリ原発の放射線汚染地を舞台にした映画『ナージャの村』と『アレクセイと泉』。二作の監督・本橋成一は12年ぶりにそれらの村々を訪ねる。事故から31年、人々はどのように暮らし、村はどうなっているのか。