ふくしまのこえ『福島市、飯舘村、本宮市から見沼の畑へ~見沼の炉辺から、福島を想う』

2012年3月18日、福島市から中野瑞枝さん、飯舘村から安齋徹さん、阿部久美子さ­ん・百恵さん、本宮市から西本豊さんの五人が埼玉県さいたま市にある見沼田んぼ福祉農­園を訪れ、農作業や薪集め、調理などを通して、この日集まった人たちと触れ合い、語り­合った。

安齋さんは、かつて飯舘村で日常的にやっていた作業が原発事故以来できなくなり、仮設­住宅ではやることのできなかった身体を動かす作業が出来た、と語り、阿部久美子さんは­娘の百恵さんが井戸の水を汲みだす姿をみて、しばらくこういったことはできなかったと­話した。

象徴的な「フクシマ」という物語ではなく、具体的な営みを通じて語られるそこに在る人­たちの言葉、表情、身体を映像からでも受け取って欲しい。「福島」ナンバーの車は画面­の奥に去っていく。その視界の先に福島県に住む人々の生活が今なお営まれ続け、福島第­一原発が間違いなくあることを、画面の手前にいる私は見つめ続けなければならない。

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